高機能ハウス・多種な全館空調における エアコン1台orエアコン2台の とデメリットを紹介します。
エアコンでの大きな分類方法として『1台方式』と『2台方式』という分け方があります。
1台方式の方が技術的難易度は高くなりますが、うまくやれば2台方式よりもイニシャルコスト及びランニングコストとも安くなる可能性を秘めています。
特に1台方式の『1台で完結できる』という点は魅力的ですが、それぞれのメリット・デメリットがあるので、その内容をふまえて今からのお家づくりの参考にして頂けたらと思います。
エアコン1台
メリット
- エアコンが1台で済む
- 交換コストもメンテナンスもずっと1台
デメリット
- 暖房時に大型ファンを回しっぱなしにし、常に40W程度消費し続けると、月におおよそ850円余分にかかり電気代増
- 暖かいところに室内機を置くと暖房効率が下がる。
- 夏冬にエアコンが故障した際、交換が終わるまで暑さと寒さを我慢しなければならない。
- 暖房時の温度センサーは小屋裏の温度を拾うため、1階の温度制御は2台方式より劣る
- 特に1階の床面積が大きいときは、大型ファン1台では容量不足になる可能性がある。
エアコン2台
メリット
- どんなプランにも対応できる
- 熱費は確実に1台よりも2台のほうが良い
- 1台壊れても、もう1台でかなりカバーできる
- 暖房時の温度センサーは1階床付近の温度を拾うため制御が的確
デメリット
- イニシャルコストが1台方式より高い
- トータルコストも1台式より少しだけ高い
- 壁掛けエアコンの床下設置はメーカー保証が適用されないといわれている(未確認)
- 1階の一部に場所を食うので邪魔になることがある。
この記事へのコメントはありません。