HousingNews -vol.3-エアコンの過大能力が無駄な ランニングコストとエネルギー浪費を招きます!

TDブログ, コラム-HousingNews

1、お部屋のエアコンどうやって選んでいますか?

エアコンを選ぶとき、皆さんは何を基準にしますか。おそらくエアコンの性能に表示されている『〇〇畳用~』という記載を信じている方がほとんどではないでしょう。

実際、家庭量販店のスタッフさんにアドバイスを求めても『何畳の部屋に設置するか』を聞かれるくらいで、良くて『木造か鉄筋コンクリート造か』を質問されるくらいでしょう。

もし、エアコンの選定基準がこれだけだとしたら、そのエアコンはあなたのお住いや設置するお部屋に対しても過大な能力を有している可能が非常に高いです。

 

2、畳数表示は1964年に制定。

それから一度も変更なし?!

エアコンのカタログを見ると、詳細な付加機能や適切な畳数表示がされていますが、その畳数表示の基準は1964年に制定されたもので、当時の『無断熱住宅』に合わせて算出された基準です。

さらに驚くべき点は、その畳数表示がされた当時から1度も更新されていないという点です。

 

3、新築のエアコン。

畳数で決めると過大です!

この50年間で住宅の断熱性能や気密性能は大幅に向上しました。

冷暖房を全ての部屋で稼働しなくても、1台で夏涼しく、冬は暖かな家が当たり前になりつつあります。
それなのに昔のままの畳数表示にあてはめてエアコンを購入してしまうと、それは明らかに過大能力となってしまいます。

『大は小を兼ねる』と思うかもしれませんが、大容量で高機能になればなるほどエアコンの価格も、それの運転にかかるランニングコストも大きくなります。

高性能化した住宅性能のおかげで、本来ならもっと小さくて、もっと省電力のエアコンでいい所を過大能力なエアコンを使い続けるのは、もったいないですよね。

 

4、エアコン一台で夏涼しく、冬暖かな家づくりを。

本来、エアコンを選ぶための要素は、もっと複雑です。

設置する建物が木造なのか、鉄筋コンクリート造なのか。
また、戸建て住宅か集合住宅かでも状況は異なります。

もっと言えば必要な窓がどの方向位に、どれだけあるか、庇がついているのか、いないのか、上下左右の部屋が何部屋に囲まれているのか、断熱性能・気密性能はどのくらいかなど判断基準は多岐にわたり、しかも複雑です。

これから家づくりされるかたであれば、エアコン1台でも快適に暮らせるような、そんな家づくりを考えてみてはいかがでしょうか。

TDホーム奈良南では高気密・高断熱性能が高い家づくりを、ご提案させていただいております。お気軽にお問い合わせください。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事一覧